カリスマは正直RTRそのままでも、サーボを乗せ換える程度で十分良く走ってくれますが、やはり改造したいという声も多いかと思います。
私はARRというフルOP仕様の車を買ったので、一通りのオプションパーツについて自分が組み込んだ印象を書いてみようかと思います。
Carisma公式ページに掲載されている順に紹介していきますが、結構パーツの数があったのでこれまで通り何回かに分けてご紹介します。
性能と価格について5段階に分けて評価しますが、以下の評価は全て私感に基づくものです。
ピニオンギアとスパーギアについては割愛します。
・14383 GT14 アルミターンバックル
評価:3
値段:3
装着するとRTR付属のレンチでターンバックルの長さを調整できます。
確かにキャンバー調整等をターンバックルごと取り外さなくても手軽に行えるのはメリットですが、RTR標準でも調整はできますし、頻繁にいじる部分でもないので入れたい方はどうぞという程度のパーツです。
1台分しか入ってないのになぜかアルマイトの色が2色あるのも謎ですが、値段もそれほど高くないですから、ドレスアップのつもりで入れてもいいかもしれません。
・14384 GT14 オプションフロントCハブセット
評価:?
価格:?
8度と10度のキャスター角を設定できるCハブセットです。
オンロードで遊ぶ場合はあまりキャスター角を過大につけることはしないので、このパーツはおそらく使用しないと思います。
オフロードでは必要になることもあるかもしれませんが、私はオンロード専門でダートで走らせたことがないのでこの部品は使ったことがありません。
ですので評価はつけません。
・14385 GT14 ステアリングボールベアリング
評価:5
価格:4
カリスマGT14はステア周りはベアリングは入っておらずメタルになっているので(TA05等でもそうですので別に珍しいことではないですが)、その部分をベアリングに変更するためのパーツです。
値段もそれほど高いわけでもないですし、標準サーボはトルク/スピード共に弱いので、負担を少しでも少なくするためにも入れておいた方がいいパーツです。
ただし、
ステア部分のガタはベアリングよりRTR付属のメタルの方が少ないです。
とは言っても問題になるほどガタが大きくなるわけではないですが。
ガタつきすぎはもちろん大問題ですが、多少のガタはあった方がかえって良いこともありますし、個人的には
この部品はオススメします。
・14386 GT14 アルミオイルダンパー
評価:4
価格:3
RTR付属のダンパーはプラ製なので、正直オイル漏れが心配です。
私はカリスマGT14購入と同時にダンパーはこちらに交換してしまいました。
オイルは付属しないので、別途自分で購入する必要があります。
カリスマは車重も軽いので、200~400番があれば十分です。
何番を入れていいか迷う方は、最初はタミヤから販売されている
OP.443 シリコンダンパーオイルソフトセットを購入するのが良いと思います。
それで気に入った硬さがわかれば、タミヤは3本セットとやや不経済なので、次からは他のメーカーから出ているオイルを1本単位で買えばいいでしょう。
カリスマGT14のダンパーが渋いと言われている問題ですが、他の方も指摘されているように、私もOリングの材質が問題だと思います。
Oリングはオイルを吸って膨らむ性質があるので、とりあえず組み込む前にオイルに浸して馴染ませると良いのではないでしょうか。
私も最初は何度組み直しても4本同じように動かなくて難儀しましたが、諦めて数パック走らせてると自然と動作がスムーズになってきました。そうして今ではちゃんと4本ともほぼ同じように動くようになりました。
この辺は個体差もあると思うので何とも言えませんが、あまり細かいことにこだわらず気楽に遊んだ方がいいような気がします。
精度を求める方はR14用アルミオイルダンパーがオススメです。
こちらは車高調整も一般的なツーリングカーと同じリング式となる上、ダンパーの容積も拡大されていて、TRFダンパー並とは言いませんが、かなりスムーズに動きます。
ただし、値段が¥ 4,900(定価)とかなり高いですが・・・。
肝心のGT14アルミダンパーそのものですが、オイル漏れも気にならず、前述のとおりかなりスムーズに動くようになったので個人的には大満足です。
個人的にはRTR購入と同時に入れるべきだとは思いますが、値段が¥ 2,850(定価)とそれなりにすることや最初は動きが渋かったことを考えて評価は4としました。