昨日カリスマの入手場所について紹介したので、今日はシャーシの種類についても触れておこうと思います。
カリスマはホイールベースの違いで2種類(ショート/ロング)トレッドの違いで2種類(ナロー/ワイド)あります。
組み合わせは計4種類あるはずですが、現状ショート+ワイドの車は存在しないので、発売されている物は3種類です。
以下にボディとそれに対応するシャーシの種類についてまとめておきます。(全てGT14)
WB+トレッド:対応ボディ
ロング+ワイド:フェラーリ430 フェラーリ360 インプレッサWRC(R14) マツダスピード6(競技用ボディ)
ロング+ナロー:スカイラインGT-R(R32) ゴルフGTI ランサーWRC(R14) フォーカスWRC(R14)
ABCホビー製レジェーロシリーズ
ショート+ナロー:ミニクーパーS
実車のディテールを再現するためポルシェ997だけやや特殊で、ショートホイールベースにフロントトレッドはナロー、リヤはワイドを組み合わせています。
ちなみにABCホビーから発売のレジェーロは全てロング+ナローの組み合わせだそうです。(発売前の車種なので噂の域をでませんが。)
M14シリーズのボディもサイズは同じなので穴の位置を合わせれば使えるとは思いますが、どのシャーシと対応するかは未確認です。
この大きさでは、ボディごとの空力の差はあまり出ません。(マツダスピード6は例外ですが、レースでは使用できません。)
それよりもボディの背の高さ(当然低い方が安定します。)とホイールベース+トレッドの関係の方が重要です。
それでは、それぞれの組み合わせがどう走りに影響するのかも書いておきます。
基本的にホイールベース(以下WB)が伸びるほど直進性が良くなり、トレッドが広いほど安定性が向上します。
逆にWBが短くトレッドが狭い車は安定感には欠けますが小回りに優れる車となります。
カリスマのような小さな車は
基本的にトレッドを広く取った方が安定していて走らせやすいことが多いです。ただ、1発のタイムはナローの方が速いこともありますし、ナローでは勝てないかというと全くそんなことはありません。
セッティングと腕でいくらでもなんとかなるレベルです。
これまでの記事を読むと、ショートWB+ナロートレッドで車高の高いミニクーパーは非常に不利なような気がしますが、ショートWBの車にはロングWBの車にはない大きな長所があります。
私も先日実際手に取るまで気がつかなかったのですが、
ショートWBの車はロングWBの車より車重がかなり軽いです。
おかげで立ち上がりの加速は他の車より速く、旋回性の良さもあってテクニカルレイアウトでは最速になれるかもしれません。
色々と書きましたが、結局のところ自分の好きなモデルを買うのが一番だと思います。
ただし最後に、WBの変更はメインシャーシやセンターシャフトも交換しなければならないため結構コストと手間がかかりますが、トレッドならサスマウントとドックボーンのみなので比較的安価に変更が可能ということを付け加えておきます。
人によって車の好みは違うでしょうし、ボディの特性の好みについても人それぞれでしょうから、色々なボディを試して自分に合うお気に入りのボディを見つけてください。
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