カリスマGT14及びレジェーロはRTRと言って、すぐに走行可能な状態で販売されています。
たしかにバッテリーさえ充電すれば走りますが、他の方のブログを拝見したりしたところ、やはり
サーボの乗せ換えは必須であるという結論に至りました。
カリスマやレジェーロRTRに付属するサーボはいわゆる9gクラスというもので、大体トルクは1~1.5kg程度のものです。
ちなみにタムギアはサーボはワンサイズ上の規格である18gサーボを使用しています。
参考:TSU-02 トルク3.3kg スピード0.14sec(60°)/6V時
モーターがタムギア用OPとして出ているスポーツチューンSPTより遥かに高性能なのに、サーボはワンサイズ下の9gクラスというのはアンバランスなわけです。
加えてRTR付属のサーボということで、コスト削減の為に値段の安いサーボを使用しているでしょうから、このサーボをそのまま使うと自分の操作に遅れる上に舵が残る感じで、ラジコンに慣れている人ほど違和感を受けるはずです。
普通のRCカーに比べて自分が操作してから車が反応するまでだいぶ遅いので、これに慣れてしまうと他の車を走らせるときに苦労すると思います。
ラジコンに慣れている方はもちろん、初心者の方も操作に変な癖をつけないためにも、
サーボは最初から交換しておくことをオススメします。
ではどのサーボが良いかという話ですが、さすがにスモールカーにフルサイズのサーボを使うのはオーバースペックです。
とりあえず
18gクラスのサーボなら問題ないのではないでしょうか。
具体的には6V時のスペックでトルクが2.5kg前後、スピードが0.15sec前後の物であれば十分です。
サーボギアは樹脂でも問題ありませんが、金属ギアだとなお良いでしょう。
勿論基本的には値段の高い方が性能も良いですが、そんなに高いサーボを買わなくても大体1000円~2500円も出せばとりあえず十分な物が手に入るはずです。
カリスマGT14には付属パーツとしてサーボホーンが2種類付属しているので、フタバやサンワ規格のサーボにも対応しているとのことです
(未確認)。
個人的なオススメは
WingFactoryで扱っている、
CarismaGT14用サーボ乗せ換えセットです。
店頭限定販売の上に値段もやや高いですが、Carismaの貧弱なサーボセイバー部分も改良できますし取り付け用ビスもセットになっています。
ちなみにこのサーボはタワープロ製のMG16Rというモデルです。
元々は空用らしいのですが、スピード0.08sec/60°トルク2.9kg(どちらも6V時)と、カリスマに使うにも十分なスペックです。
ただし写真はサーボセイバーを介さず、ダイレクトで固定しているのでクラッシュには弱いです。
特に樹脂ギアのサーボでこれをやるとサーボギアの破損に繋がるので、メタルギアサーボとのみ組み合わせて下さい。
なお、
サーボを18gサイズの物に交換すると、シャーシ標準の取り付け穴は使用できなくなります。カリスマ本体にもミニサーボ搭載用としてステアリングサーボマウントは付属しますが、これはおそらく18gより上の規格(KO製PDS-951ICS等の30g前後のサーボ)用だと思います。
その為18gクラスのサーボを搭載する場合はシャーシに新しく穴を開け直すか、RC用として販売されている強力両面テープあるいはシューグー等の接着剤で固定することが必要です。
PR